2010年12月6日月曜日

WindowsXP(Vista、7)とMacOSのデータ共有について

本日の記事は以下です。
さてレベルアップ情報としての知識を増やしましょう。

1)
WindowsXP(Vista、7)とMacOSは、基本的にはハードディスクを共有して
利用する事は出来ません。その理由と対処方法は?

[共有できない基本的な理由]
WindowsOSとMacOSは、ハードディスクを利用する為の
推奨のフォーマット形式が「異なる」からです。

Microsoft社(Windows)が推奨するハードディスクのフォーマット
形式は、名前を「NTFS」といいますし

Apple社(MacOS)が推奨するのハードディスクのフォーマット
形式は、「MacOS拡張」といいます。

つまり、基本的には、
Windowsでフォーマットしたハードディスクは「NTFS」形式の
ハードディスクになり、MacOSでフォーマットしたハードディスクは
「MacOS拡張」形式になるのです。

それによって発生する事は・・・
→WindowsXP、Vista、7では、「MacOS拡張」形式でフォーマットされた
ハードディスクが読み込み、認識出来ない。

→逆に、MacOS10.4は、「NTFS」形式でフォーマットされたハードディスク
を認識出来ません。

→また、MacOS10.5、10.6だと、「NTFS」形式のハードディスクは、
「読み込む事」は出来ますが「書き込みする事」が出来ないといった状況になります。


そういった事態を解消するフォーマット形式が実はあります。
それは、「FAT32」というフォーマット形式です。「MS-DOS形式」とも呼ばれます。

つまり、ハードディスクを「FAT32」形式にフォーマットすれば、WinでもMacでも
そのハードディスクのデータを読み書き、共有できるようになるのです。


ただし、FAT32には欠点があります。
1、単体で4G以上のファイルが保存出来ない。
2、利用出来る文字列に制限がある
3、MSもAppleも推奨していない
4、突然データが破損、消えてしまうかも?
5、Windowsでは最大32Gまでの容量しかFATでフォーマット出来ない。
 (別途フォーマッタがあればOK)

※5は、MacOS10.6などでは、32G以上もフォーマット出来ますので、Macを
利用すると良いでしょう。

以上が、WinとMacでハードディスクのデータを共有出来ない主な理由です。
対処方法はあるので、活用してご利用ください。
ただし、FATは推奨されないフォーマット形式なので、常にデータのバックアップ
を推奨致します。


以上です。ありがとうございました。

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